「A+跟+B+一样」はAはBと同じ(同じようだ)と言う意味で使われます。
A+跟+B+一样+(C)
A+跟+B+一样で、AとBは同じだ。
A+跟+B+一样+Cで、AはBと同じくらいCだにもなります。(^^♪
我的手表跟你的手表一样。
---私の腕時計とあなたのは同じだ。
这间房子跟那间房子一样大。
---この部屋とあの部屋の大きさは同じだ。
他的年纪跟渡边一样。
---彼の歳は渡辺君と同じだ。
你的手机跟她的一样。
---あなたの携帯と彼女のは同じだ。
弟弟跟爸爸一样高。
---弟とお父さんの背の高さは同じだ。
他的中文发音跟老师的一样标准。
---彼の中国語の発音は先生のと同じくらい正確だ。
这个问题跟我们昨天讨论的一样复杂。
---この問題は昨日私たちが議論したものと同じくらい複雑だ。
「跟~一样」のニュアンスの違い
「跟~一样」は状況や表現によって微妙なニュアンスの違いを持ちます。
以下のように分けて考えることができます。
1. 完全に同じことを指す場合
例: 「完全一样」
2. 部分的に同じことを指す場合
例: 「差不多一样」「几乎一样」
3. 全く違うことを強調する場合
例: 「完全不一样」「大不一样」
1. 完全に同じ場合
「完全一样」を使うと、AとBが全く同じであることを強調できます。
这个手机跟那部手机完全一样。
---この携帯電話はあの携帯電話と完全に同じです。
2. 部分的に似ている場合
「差不多一样」や「几乎一样」を使うと、完全ではないものの、非常に似ていることを表せます。
这个地方的天气跟日本差不多一样舒服。
---この場所の天気は日本とほぼ同じくらい快適です。
3. 明確に異なる場合
「不一样」を使うと、AとBが異なることを述べられます。
さらに、「完全不一样」や「大不一样」でその違いの程度を強調できます。
这个结果跟我们预期的完全不一样。
---この結果は私たちの予想と完全に異なります。
这道菜的味道跟以前大不一样。
---この料理の味は以前と大きく違います。
他的跑步速度跟专业选手完全不一样。
---彼の走るスピードはプロ選手とは全く違う。
A+跟+B+差不多
A+跟+B+差不多は、AとBはほぼど同じだ。
A+跟+B+差不多+Cは、AとBはほぼ同じくらいCだ。
他的意见跟我的差不多。
---彼の意見と私の意見はほぼ同じだ。
那个跟这个差不多一样漂亮。
---それとこれではほぼ同じくらい綺麗だ。
中国的梅雨季节的气候也跟日本差不多。
---中国の梅雨の気候は日本のとほとんど同じだ。
A+跟+B+完全(不)一样
A+跟+B+完全一样は、AとBは完全に同じだ。
A+跟+B+完全不一样は、AとBは完全に違う。
她日语说得跟日本人完全一样流利。
---彼女の日本語は日本人と完全に同じぐらい流暢だ。
你的意见跟我完全一样。
---あなたの意見は私のと完全に同じだ。
我的性格跟你的完全不一样。
---私の正確は彼のと全く違います。
♠日本のでも「完全に違う」を中国語でも使用できます。
※A、B がほぼ同じである事を強調する場合は 「差不多一样」、「几乎一样」、「完全一样」を使えます。
ですが、「 很一样」、「非常一样」、「最一样」は使えません。
A+跟+B+不一样(否定文)
否定文「不一样」には程度の違いを表す表現があります。
1. 単純な違いを表す場合
例: 「不一样」
2. 大きな違いを強調する場合
例: 「大不一样」「完全不一样」
这个菜跟往常的味道不一样。
---この料理はいつもの味と違います。
这个地方跟以前大不一样了。
---この辺りは以前と全く違った。
你的想法跟我的想法不一样。
---あなたの考えと私の考えは違います。
这个季节的气温跟去年完全不一样。
---この季節の気温は昨年と全く違います。
这个新款手机跟旧款大不一样。
---この新型の携帯電話は旧型と大きく異なります。
你的答案跟我想的不一样。
---あなたの答えは私が考えていたものと違います。
疑問文
疑問文では、「跟~一样吗」や「跟~一样不一样」という形だけでなく、状況に応じて語調を変えることで微妙なニュアンスを伝えることができます。
我跟你一样高吗?
---私とあなたの背の高さは同じですか?
他的意见跟我的意见一样不一样?
---彼の意見と私の意見は同じですか?
京都的料理跟东京一样吗?
---京都の料理と東京の料理は同じですか?
这个品牌的衣服跟那个品牌的价格一样吗?
---このブランドの服はあのブランドと同じ値段ですか?
这两种咖啡的味道一样不一样?
---この2種類のコーヒーの味は同じですか?
你的工作时间跟他的工作时间差不多吗?
---あなたの勤務時間は彼の勤務時間とほぼ同じですか?
まとめ
「A+跟+B+一样」 は、「A+和+B+一样」という事も出来ます。
「跟」と「和」の発音には、どちらも日本人の苦手「e」が含まれているので気を付けましょう。
文法はあっているのに発音が違うので伝わらないというのは絶対に避けたいですね!
「跟」と「和」は同じように使えますが、カジュアルな会話では「跟」がよく使われ、フォーマルな場面では「和」が好まれることがあります。
また、「一样」という表現の代わりに「相同」(xiāngtóng)を使うと、やや硬い印象を与える場合があります。
適切な表現を状況に応じて使い分けましょう!
中国語読み上げ機能の使い方
-
Word利用した中国語ピンイン四声入力と発音の即時読み上げ機能
中国語の勉強をしていてピンインと四声が付いた漢字を書いたり、その漢字の発音を聞く事ができたらどんなに良いでしょう。 自分の回りにいつも中国語の発音ができる人がいればいいのですが、そんな都合のいい方はい ...
続きを見る
中国語の発音
中国語の発音は下記を参考にピンインと声調を見るだけで正確な発音ができるようにしましょう。
何時までもネットの発音機能に頼って真似をしていたのでは、中国語を自分で発音できません。
-
中国語「四声」のポイント~声調を間違えると大変
日本人が中国語の学習をしていて一番苦労する部分が四声です。 漢字一つではしっかりと四声を発音できても、文章になると途端に声調が分からなくなってしまいます。 先生やCDなどの中国文の発音を何度聞いても同 ...
続きを見る
-
中国語の子音の発音
中国語には全部で21個の子音があります。 日本人の馴染みのあるローマ字とは違った発音をしますのでしっかりと理解しましょう。 中国語の子音で日本人が悩む場所も特定されていますので、その部分は特に練習が必 ...
続きを見る
-
中国語の母音の発音
中国語の母音は、全部で36個あります。 日本語は5個ですので、31個更に母音を発音できるようにしなければいけません。 母音は大きく分けて、「短母音」「複母音」「鼻母音」の3つのカテゴリーに分かれます。 ...
続きを見る