中国語の否定文に使う副詞に「不」「没」があります。
中国語を習い始めの頃に勉強をするのですが、いつしか忘れてしまます。
ここでしっかりと「不」「没」の使い方の違いについて復習しておきましょう。(^^♪
不と没の違い
否定する場面を過去、現在、未来で分けますと。
過去---没
現在---不,没
未来---不
と覚えておきますと、過去の出来事には不は使用できない事が分かります。
我昨天不上课。 ✖
我昨天没上课。
---私は昨日会社に行きませんでした。
過去の出来事ですので、没を使用するのが自然です。
没は過去の否定で、不は現在・未来の否定とも言えます。
不には、意識的(主観的)に何かをしない意味があるのに対して、没は、(客観的に)何かできなかったなど事実をそのまま述べています。
我不结婚。
---私は結婚する気がありません。
我没结婚。
---私はまだ独身です。
我不参加。
---私は参加しません。
我没参加。
---私は参加できません。(参加できませんでした。)
※事情があって参加できない感覚です。
我今天不晚饭。
---私は今日夕食は食べません。
我今天没晚饭。
---私は今日まだ夕食を食べていません。
簡単な否定の文ですけど、間違えて使用すると相手に全く違う印象を与えてしまいます。
しっかりと使用方法を身に付けておきましょう!
不には継続的にその状態が続いている意味もあります。
他在家码?
---彼は家にいますか。
他没在家。
---いまちょっといないです。
他不在家。
---しばらく家にいません。
※出張か何かで家をいないなど。
他不在了。
---彼は死亡しました。
※彼がいない状態が継続して完了を意味する「了」が付いていますので、ずっといない事から死を意味します。
不を没は間違えるととんでもない事になりますので要注意です。(^^♪
新単語(生词)
上课 结婚 参加 晚饭
会社(学校)などに行く。 結婚 参加
夕飯
文法のポイント(语法要点)
「不」---意識的に行わない。
「没」---客観的な事実。