2020年世界中を悩まし2021年になっても猛威を振るっているコロナ関連の中国語を勉強しましょう。
ちなみに、COVID-19は、「coronavirus disease 2019(2019年に発生した新型コロナウイルス感染症)」の略です。
PCR検査は、ポリメラーゼ連鎖反応「polymerase chain reaction」の略で、DNAサンプルの特定領域を数百万〜数十億倍に増幅させる反応または技術です。
子供が生まれる前に羊水を取り、実際に病気に冒されているかどうかをテストする、いわゆる出生前診断にも利用されています。
コロナ
コロナは中国語で、「新冠肺炎」「新冠病毒」などと言う言葉が良く使用されます。
「新冠」で「新型コロナ」の意味で、「肺炎」は「肺炎」「病毒」は「ウイルス」になります。
你做过核酸检测吗?
---PCR検査を受けた事がありますか?
PCR検査は、「核酸检测」と言います。
PCR検査は、当初は鼻の奥の粘膜を取る必要がありましたが、最近では唾液で検査ができるようになり検査数も増えています。
ちなみに唾液は中国で「口水」です。
コロナワクチン
コロナワクチンは、米製薬大手アメリカのファイザー社とドイツのビオンテック社のmRNAワクチンとイギリスのアストラゼネカとオックスフォード大学が開発した新型コロナウイルスのワクチンの2種類が主流となっています。
中国の科興控股生物技術(シノバック・バイオテック)が開発した新型コロナウイルスワクチンもあります。
ブラジル、トルコ、香港、インドネシアなどに輸出する契約があります。
すでに実際にワクチンを使用しているブラジルから、当初78%の効果があるとされていましたが、ブラジル国内での臨床試験では50.38%と言う報告が出ています。
你想打疫苗吗?
---··あなたはワクチンを打ちたいと思いますか?
中国語で「ワクチン」は「疫苗」です。
日本ではワクチン接種に関しては、打ちたい人と打ちたくない人に分かれています。
副作用が見えないのでまだ半信半疑の人が多いようです。
「半信半疑
」はそのまま中国語でも使えます。
あなたはワクチンを打ちますかと聞かれて、まだ分からない時に「不知道」と言ってもOKです。
「半信半疑」や「一半儿一半儿」などと答えられると素晴らしいですね。
ちなみにインドネシアはコロナ問題が深刻で、日本の2倍以上の人口があります。
私の知り合いの中国人のお友達は、
我打了两次疫苗。
---私は2回PCR検査を受けました。
との事です。
日本でもコロナ問題は深刻で、
最好 哪儿也不去。
---何処にも出かけないのがいいです。
更に最近では、東京、千葉、埼玉、神奈川、群馬、栃木、大阪、福岡、etc. などで緊急事態宣言が出されて、
哪儿也去不了
---どこにも行けない。
状態になっています。
中国では更に強制的に国が国民を管理していますので、もうすぐ2月にやって来る春節は、
春假的时候 中国人不要回老家。
---春節に、中国人は実家に帰る事は許されません。
中国では、こんな会話がされています。
中国ではPCR検査は「强制的」ですので、
托您的福。
今天是阴的。
---おかげ様で。
---今日は陰性です。
日本語と同じように「おかげ様で」が中国語にあるのは面白いです。
中国語の発音
中国語の発音は下記を参考にピンインと声調を見るだけで正確な発音ができるようにしましょう。
何時までもネットの発音機能に頼って真似をしていたのでは、中国語を自分で発音できません。
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